エルフ嫁(ドレイ)シリーズの4巻目です。
エミリアの父親から、講和の仲介を依頼されたマサユキ。
要請を受けたマサユキは、戦争が終われば、晴れてエミリアを妻に迎えることができる
こともあって、交渉をまとめるために奔走する。
だが、戦争継続派の有力領主の抵抗が予想されたため、相手を知ることで説得する術を
探るため、彼はその領主の城で開かれた舞踏会に潜入する。
そこで彼が見たものは、蜜に群がる虫のように寄ってくる娘を誰憚ることなく侍らせる
領主と、コレクションのように集められた妻達の粗末に扱われる様子だった……。